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9月中頃に次世代Xboxの価格が発表、多くのリークやら予想をバッサリと裏切り衝撃の$499でリリースされる事になりました。性能を落としたよりリーズナブルな「Xbox series S」については$299。このXbox series Sの性能は大体「Xbox series X」の33%程度、4TFLOPSなのでまあ大体PS4 Proぐらいの性能なんじゃないでしょうか。Xbox series Xの性能は12TFLOPS程度で、多分RTX2080付近の性能と見るのが正しいように思えます。12TFLOPSという数字はRTX2080より上ですが、CPUボトルネック等もありPC環境に換算するとそのぐらいの所に落ち着くと見るのが賢明かなと。

RTX2080がRTX30世代の現状に於いてどの程度の価値があるかという事を考えると、RTX2080=RTX3060(3060Ti?)なので4~4.5万円程度の物と考える事が出来ると思います。グラフィックボードはそれ単体では機能しないPCのパーツでしかなく、CS機はオールインワンでエンタメマルチ機器として単騎で機能する事を考えると、今の段階に於いてはXbox series Xが日本円55000円というのはかなりの破格という事になると思います。

追従するPS5

そして、Xbox series Xの衝撃のサプライズプライスの発表の後、否が応でも注目されざるを得ないPS5の価格。多くの業界関係者が「PS5は価格面で厳しい勝負を強いられるだろう」と予想したものの実際は超衝撃の$499。食らいつくPS5、そしてPS5と同性能ディスクレス版は$399。「え、なんでブルーレイ取っ払うだけで$100も安くなるの?それだったら通常版も$460ぐらいで売れるんちゃうの?」という極めてガメつい疑問は置いておくとして、PS5のこの価格には正直びっくり。僕は多分PS5は$550だろうと思っていたので今回SONYは多量の出血を覚悟でガチで勝負に挑んできたような気はします。

兎にも角にも、まずNVIDIAが先行して勝ち誇った余裕を見せRTX30シリーズを発表、それを塗りつぶすかのように価格で勝負を挑むスーパーリッチカンパニーMicrosoft率いるXbox、そしてガチモードでMicrosoft連合軍に斬りかかるPS5と、ゲーム業界次世代バトル秋の陣は中々興味深いものがあったように思います。これはある意味、世界情勢的な事情も大きく絡み、ゲーム市場が今後空前の規模で拡大し得る可能性を秘めていると多くの関係者が読んでいるという事の表れでもあるんだと思います。

横並び

つい最近発売されたRTX3090が異常な性能を達成、FEに関してはぶっとんだ冷却性能を発揮、ついに8K環境の領域に突入と自作PC界隈を賑わせていますが、ゲームをプレイする90%以上の人にとっては全く意味の無い性能です。多くの人がゲーム機に求める性能は次世代CS機で100%達成されていると言っても良く、PC環境の性能最高点が依然異様に高いポテンシャルを維持してはいるものの、実質的なゲーミング性能の優劣という意味では、CS機とPCの垣根は殆ど無くなっていると言えると思います。

ただ・・・レイトレ性能はPC環境が圧倒的に上であり、レイトレグラフィックに関しては殆どPC環境専用という状況がPS5世代ではずっと続くので、この点に魅力を感じる場合PC環境は捨てきれなくはあります。実は僕はここが引っかかります・・・やっぱりレイトレ綺麗なので、このアドバンテージは個人的には大きい。また、細かい点としては、マウス+キーボード環境がCS機には浸透していないという点も両者の環境の結構大きな違いです。CS機のゲームでネイティブにマウス+キーボード操作に対応するゲームは少ないですが、PCゲーの場合殆どのゲームはマウスでもコントローラーでもOKです。特にシューター系のゲームの場合この差は大きいです。というか、なんでCS機はマウス+キーボード操作をデフォでサポートしないのかよくわからん部分。基本リビングでプレイして欲しいという意向はあるんだろうけどUSBポートはあるんだし、いい加減普通に使えるようになって欲しい。

細かな違いはやっぱり依然としてあれど、殆どの人にとってCS機とPCは大体イーブンなゲーミング環境として考えられる時代に突入したんだと思います。

結果として

NVIDIA、Microsoft、Sonyがそれぞれの顧客維持と争奪戦に本気を出し、PCは異次元性能の宇宙(コスモ)へ跳躍、XboxとPS5はCS機としての価格を維持し性能は大気圏を突破、結果、何かよく考えると位置関係としては結局現状維持したような形となった気がします。超性能を求めるニッチな人はPCへ、ゲームのゲームとしてのゲームらしいリーズナブルさと楽しさを求める人はCS機へ、つまり今と一緒。ただ若干CS機が大きくポップアップしゲーミング性能の飽和点に達した感があり、PCゲーマーの何割かはCS機に流れ、PCゲーマー人口は減少傾向へ向かうのかなと。この辺の流出を現状抑えているのは多分「レイトレサイバーパンク2077」辺りかと思われ、今後のレイトレビックタイトルのリリースがPCゲーマー人口の維持に大きく影響しそう。そういう意味では散々時期尚早と批判されながらも無理矢理レイトレに舵を切ったNVIDIAの判断は実はかなり正しかったのかも。

まあとにかく、次世代CS機が$499だったのには本当にビックリ。しかも日本円55000円というのもビックリ、ダウンロード派な人は44000円で良いわけで。PS5なんて絶対7万超えると思ってたし。また、日本でCS機はPS5一択と言っても過言では無い状況ですが「Xbox series S」について注目しておいても良いかもしれません。4TFLOPS+最新のアーキテクチャーという性能は意外と高い性能であり、Xbox GamePassのラインナップとseries SのフルHD環境での実用性次第ではライトなゲーミング環境として強力になる可能性があります。それでいて新作タイトルも遊べるわけでseries Sは意外と悪くないかもしれない。

そんなわけでPS5は華麗にスルーしようと思っていた管理人はスパイダーマンのトレーラーに心奪われ早速ヨドバシのPS5抽選に無意識の内に応募、そして余裕の玉砕・・・果たしてこれは年内に在庫が円滑化するのかどうか・・・スパイダーマンをローンチタイトルに持ってくるからこういう事になる・・・しかも前作とフルDLCまで付いてくるとは、もうそれ永久保存版ですやんPCで出してやホライゾンみたいに(切実)。今回は何時も通り量販店に在庫山積みという状況にはならないと思われ、PS5は買える時に買っといた方が良い予感。

さて、何時か見たようなCS一強の流れへゲーム業界は傾き、かつての賑わいへ少し差し戻るのかなという気がします。

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