カスタム VS AIO

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僕は現在、CPUを冷やすのに、いわゆる簡易水冷=オールインワン水冷=AIO水冷を使っています。
メーカーはNZXTで「Kraken X61」という、結構昔に出た280㎜ラジエーター版のAIO水冷です。
ケースは今はIn Win 303を使っていて、このケースは140㎜ファンは固定できないので、Kraken X61のラジエーターはネジ二つぐらいで適当に止めて使っています。
実際、これで別に問題は無いのでこのまま使っていてもいいんですが・・・
出来れば120㎜ファンが使えるAIO水冷に変えた方がよりベターです。
そんなわけで、色々AIO水冷クーラーを物色していたんですが・・・
NZXTの今現在AIO水冷だとKraken X52(240㎜)でOver18000円ぐらい、Corsairのだと同じサイズでOver12000円ぐらい、後はFractalのが2200円ぐらいだったかな。
もっと安いのもあるんですが、ポンプの信頼性を考えると、この辺で手を打っておいた方が良いような気がします。

しかし、In Win 303はどちらかと言うと、360㎜ラジを積むと収まりが良いケースです。
また、使っているマザーがX299系であり10コア以上が可能なマザーです、今後のCPU多コア化時代到来を考えた場合、どうせ買うなら360㎜を買っておいた方が良いように思えます。
そうした場合・・・
Kraken X72(まだ未発売だけどそろそろリリースされる)だと$199らしいので、国内25000~28000円ラインで来る予感、CorsairのプロRGBで25000円、Fractalもそのぐらい。
ふむふむ、なるほどなるほど、これは中々安くは無い、何かAIO水冷値段上がったな・・・みたいな。

さて、なまじカスタム水冷をやっていたが故、思わず皮算用してしまします。
ラジエーター$60、水枕$80、ポンプ$100~120、その他諸々$60、送料$40~70・・・
カスタム水冷パーツは一式手放しており、やるなら全パーツ新調する必要があり、導入コストとしてはAIO水冷が明らかに上です。

Kraken X61君の古傷

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現在使用しているKraken X61は購入から既に4年近く経っていますが一応使えています。
使えていますが、ファンをコントロールする線が断線して使用不可、また、ラジエーターをポンプより下に設置するとポンプがエア噛みまくりでガラガラと異音全開状態になります。
AIO水冷ポンプのクーラントが微妙にミクロ単位で蒸発するというのは本当らしく、X61を振ると確かに何かクーラントが結構減ってる感じがします。
使えないレベルで減っているわけではないんですが・・・
AIOのポンプ部分はそもそも設置方法としては横倒し状態なので、ちょっとクーラントが減っただけでエアを噛みやすい(非常に吸い込みやすい)向きです。
さらにラジエーターが下にあると循環するエアが無限にポンプに戻ってきてしまうわけです。

このX61君は一年ぐらいフル稼働した後は完全な予備控え選手だったので、実質的な使用期間は1年半ぐらい。
ポンプはまだ元気ですが、クーラントの減少は結構手痛い問題であるとは思います。
使用率に関わらず、5~6年ぐらいが一つの製品寿命ではありそうです。
ただ、Fractalのとか、あとは「Alphacool Eisbaer LT360 CPU」なんかはG1/4ポートを使っていてクーラント補充できるみたいなので、この辺り結構ありかもしれません。
しかし、補充できるとは言え、リザーバーが無い状態で完全にエアを抜いて補充するのは至難の技であるような気はします、っていうかどうやって補充するんだろうという疑問が・・・
いずれにしても何時か壊れた時、AIO水冷はパーツに流用できる部分が無いので、単純に新しいもの買い替える事になるのは事実です。

カスタム水冷の法外なコスト

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まあ色々考えた末、また水冷再開するとかどうとか、特にそういった意味では無く、単純に新しいCPUクーラーとしてカスタム水冷を選択する事にしました。
上の画像がその時の注文とコストで、出来る限りコストは落としていますが、実はもっと妥協すると多分あと$15ぐらい落とせたと思います。
また、チューブとか細かな作業の小物は既に持っている為、今回のコストに含まれていません。
初めてカスタム水冷始める場合、チューブで$15ぐらい、あと小物で+3000円ぐらいかかってくると思います。
まあザッと今回$337ですが、これは送料が$60なので、純粋なパーツとしてのコストは$267、って言ってもかかるものはかかるわけで、やっぱりコストとしては$337。

PayPal決算で37500円、Fedexなので100%関税が乗っかってくるので+1500か2000円、トータル39000円強。
多分PPCSのセール時期にもうちょっと切り詰めれば35000円強ぐらいには出来るかも。
または、EKで360のKitならあるいは・・・しかし、LaingポンプのKitだと結局同じぐらいかな・・・と。
明らかに、カスタム水冷の導入コストは抜群に高いです、というか、これは単に輸送コストが糞過ぎるだけの話でもあるんですが・・・
送料と関税で+10000円・・・
後はBits大好きなら全部BitsPowerで揃えて、Bits公式サイトで注文するとEMSなので関税を回避できる事が多いです。
しかし、Bits自体が高いので関税のコストダウンなどもろとも吹き飛び本末転倒ではあります(え

でもやっぱりカスタム

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カスタム水冷も実は最近は結構コストカットを頑張っています。
特に、超高級というイメージが強いBitsPowerですが、最近6個セット$30~のフィッティングとか$46の水枕とか、なかなかリーズナブルなパーツを出しています。
また、実はBitsはTouchaquaという低価格ラインのブランドも展開していたりもします(実は日本Amazonで買えますが価格は・・・)。
まあでも、前述の通り、輸送コストが終わっているのでカスタム水冷の導入コストは日本では圧倒的に高いです。
ただ・・・
カスタムは多分、10年以上ぐらいからランニングコストがAIO水冷と逆転し始めると思います。
基本、カスタム水冷で壊れる箇所というのはポンプぐらいです。
カスタムの場合ポンプのモーター部分のみを交換できるため、交換コストは8000~10000円ぐらい。

またカスタム水冷の場合、ポンプの設置環境が良く、熱源分離されていてエアを噛むことも基本無い為、無理の無い稼働範囲ならほぼ最大寿命を発揮する可能性が高く、更にランニングコストが落とせる見込みが大きいです。
つまり、僕の皮算用では、今回の投資は10年後確実に黒字に転じる、という事になり、無理矢理心の予算委員会から「GO」サインがでました(え

僕は何年か実際やってるんで特に抵抗なくカスタム水冷に舵を取ったわけですが・・・
「普通やらんよな、そもそも全部英語でわけわからんし(笑」
とか自分で思います、普及しないのも致し方なし、と。
でも、こうやって届いたBitsのニューパーツ何かを見ると・・・
なんか納得しちゃうのは何なのかなぁと。
「何この花形のフィッティング・・・素敵やん、ええやんBits」
とか・・・
何かの病気なのかな・・・

Custom VS AIO

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