カスタム水冷 Tips 02

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寒の戻りが過ぎた辺りの穏やかな小春日和。
新学期、新入生、新生活。
何もかもが新しく始まろうとする時期。
とても快適な気候に誘発され、もうこのままこの人生が終わってしまえばいいのに、誰もがそんな風に思う季節だと思います(え
そんな時だからなのか何なのか、僕はPCのグラボを水冷化する事を決めました。
っていうか、結局フルカスタム水冷するんじゃんという、元も子もない結末に自分自身うんざりです。
そう思ってしまったきっかけは、やっぱりグラボのファンの音。
言うて負荷がかかると結構うるさい。
まあ多少うるさいのは良いとして・・・

このグラボのファンはおそらく基盤より早く壊れ、そして殆どの場合、そうなったら捨て値で手持ちグラボを手放し、新しいグラボに買い替えるしかないという現実・・・
高価な物なのに、どうしてグラボのファンは交換可能であることが当たり前にならないのか。
現状この問題に積極的に取り組んでいるのはサファイアのRADEON 5XX系グラボのみ。
こういうPC自作業界の「壊れてナンボ、それが普通」みたいなノリが僕は大変嫌いなのであります。
しょうがないっちゃあしょうがないけど、そこに迎合したくはないので、それだったら水枕ブチかまそうではないかと。
カスタム水冷の駆動部はポンプのみ、また、ポンプは壊れれば交換も可能、そして静か
・・・水冷強し・・・
やっぱり水冷化はトータルPC冷却システムとしてはあまりに優秀なのです。

水抜き作業の実際(一例)

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そんなわけで今回は余り語られる事のない、カスタム水冷の水抜き作業について書いてみようかと思います。
この作業に王道のセオリーというものは実際無く、人によってやり方は色々なようです。
僕の場合、水抜きは基本、ドレインポイントのプラグフィッテイングを開放して水抜き用ソフトチューブを取り付けて行います。
また、水抜きの際ポンプは回しません、回した方が良いような話も聞くんですが、エアを大量に噛みそうなのであまりポンプは動かしたくないというのが僕の見解です。
とりあえず今回の場合、ドレインポイントが下を向いているので、まずケースをひっくり返します。

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そしてドレインポイントのプラグフィッテイングをはずします。
ドレインポイントが水路上の最上段(辺り)になるようにケースを倒しておけば、フィッティングを外しても水が溢れてくることは無いです。
そしてそこに水抜き用ソフトチューブを取り付けます、ソフトチューブの先端を工夫してプラグで閉められるようにしておくと良いです。

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ケースをひっくり返し、通常の向きにして水抜き開始。
リザーバートップのフィッテイングを緩めると簡単に水が抜けます。

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で、ケースを大回転してもどうやっても全部の水を抜くことは難しいです。
なので、全部抜くことは諦め、水路から水が抜けた段階で水路を取り外し、空いたポートにプラグフィッテングを取り付け、各水冷パーツレベルで封鎖して行きます。
僕はこれを「レインボーブリッジ封鎖作業」と呼んでいます(意味不明
水路を全て取り外し、全水冷パーツを封鎖しまえば後はこっちのもの、水が漏れる事は無いので外して洗うなりなんなりすればOKです。

2018年春ビルド

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そんなこんなで無事水抜きを終え、新しく作ったPCがこれ。
PC-O11WGX再び。
多コア化時代に向けてCPUとか新しくしてみたんですが、それ以外は作り的には凄くスタンダードな感じです。
ちょっと奇抜な水路を最初作ってみたんですが、水路がイキがってて何かダサかったので作り直したりしてます。
やっぱり水路は最短最小限が機能的にも見栄え的にも一番です。
また、今回何とリークを初体験、僕の連続無リーク記録が2年半ぐらいで敗れるという残念な結果に・・・
どうもBitsのプレミアムHDフィッティングの締めが甘かったらしく、締め直したらリークは止まったので大した事なかったんですが、ちょっとショック。
元々レンチで閉めるところを軽く手締めしてたので、それがアカンかったようです。

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あとは今回の新しい試みとしては、IN WINのPolarisファンをトップに使ってみました。
ぶっちゃけ、AuroraはLEDに全振りされていて、作りのプラスチッキー感といい静音性といい非常に微妙なファンでしたが、Polarisは良いです。
作りも少し重厚になっているし、静音性もAuroraより遥かに良いです。
また、何よりこの透明感ある横っ面は唯一無二のユニークさとエレガントさを兼ね備えています、そしてカスタム水冷との親和性抜群。
正直、正面デザインは微妙なので横っ面重視で設置するのが良さそうです。
あんまり回転数は出ないので性能の上限は高くないですが、価格も高くないし悪くないファンです。

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光らせるとこんな感じ(適当
ここでもPolarisは良い仕事します、あんまりフルでは光らせないけど。
そういえば今回PETGを買ったつもりがアクリルを買っていて、久しぶりにアクリル水路加工をする事態になったりしました。
PETGは切断面の加工が実はかなり面倒で、また、よく縦にヒビが入ったりして強度が今一つです。
久し振りにアクリル使ってみて、多少加工が面倒でも強度が段違いだし透明度も気持ちごく微妙に高いのでアクリルかな・・・というのを実感しました。
やっぱ楽したらそれだけそれなりになるって事なのかな、と。

前回のO11WGXはAuroraファンの「フーン」っていう高周波のような音が結構耳障りでアウトだったんですが、今回は至って静か、大変静か。
そしてやはり冷却性能はぶっちぎりのオーバーキル。
水冷は他に殆ど音の発生源が無いので、ファンの選定は重要なんだなというのを実感。

グラボは1080Tiにも出来るし、夏あたりに来るVoltaの次世代、プロセスルール更新によるグラボ性能ジャンピング時代到来までこのPCで頑張って行こうかな、と。

LCS Tips 02

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