カスタム水冷 Tips 01

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今回はCPUクーラーのカスタム水冷移行の様子何かをつらつらと書いてみようかと思います。
上の画像の状態がカスタム水冷変更前の状態。
グラボは現状GTX970が差さっているんですが、これは仮の姿。
というのも、今後FreeSyncが主流になってくると読んだ僕はグラボをRadeonへ変更予定であったりします。
しかし・・・
18年3月現在、特にRadeonグラボの価格は完全に腐りきっておりどうにもなりません。
正直Vega56が欲しいんですが、Vegaはうん○こみたいな価格になっていて何の為に存在しているのか、その存在意義を問われる状態になっています。
そんなわけで「これからはFreeSyncの時代だ」と勢いよく1080を売った後、どうしようもなくなって繋ぎの970が差さっています。
また、Radeonへの変更を予期して意味なく6pin-PCI-Eケーブルが飛び出しているのも、そんな事情からだったりします。
正直目測を誤って打つ手が無くなったというのが僕の現在のグラボ事情となっております。
なんか18年Q3まで価格は戻らないとかなんとか・・・。

まあ・・・
そんな事はどうでも良いとして・・・

今回のCPUカスタム水冷採用計画の命題は・・・
「さっさとやる」
です。
今まではカスタム水冷化する場合は、仮組み一日(前日夜)、水路一日(朝から頑張る)、みたいな感じで最低二日かかっていたんですが、今回はCPUのみの水冷化。
”全ての作業を一日でさっさと終わらせる”
事を目標として作業を開始しました。

さて・・・

某日AM 11:00、ミッションスタート。

事前作業とドレインポイント・・・

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一応カスタム水冷っていうのは、カスタムなので、ソフトチューブであれ、ハードチューブであれ水路は自分で作る必要があります。
事前に水路設計を決めておいた方が購入するパーツも絞れるし、あれが無いこれが足りないで作業が中断することが少ないです。
ある程度余分にフィッティング買っておくというのも良いと思います。
また、”ドレインポイント”、要は水を抜く時の仕組みを必ず水路内に設計して置く必要があります。
作り忘れると水を抜く時とても苦労することになります、そもそもドレインポイントがあっても面倒な作業なので。

基本的にポンプのINかOUTに分岐フィッティングを使用するのが一般的で、実際最も合理的です。
また、ドレイン用の水路を別で作るという方法もありますが、僕の実感ではこの方法は流量が落ちるのでお勧めできません。
ドレイン用の水路というのは閉鎖されているとは言え、水路が分岐している状態であり、閉鎖された水路内で水の循環が起こります。
ドレイン用水路が長い程、流量を落としてしまうようです。
その為、最も良いのは、ソフトチューブ用フィッティングを2個だけ余分に購入し、水を抜く時だけ分岐フィッティングの一箇所を開放してドレイン用水路を一時的に取り付けるという方法だと思います。
フィッティングを開放する箇所が水路上の水平ラインに於いて、一番上になるようにケースを横、または逆さまに倒せば、分岐路のプラグフィッテイングを外しても水は溢れてきません。
今回の僕の水路設計では、ドレインポイントが下を向いて閉められているので、水抜きの際はケースをひっくり返してドレインポイントのプラグフィッティングを開放、一時的にドレイン用の水路を取り付ける形になります。

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ポンプの動作チェック <

あとは、可能であればポンプは事前に正常稼働を確認して置いた方が良いとは思います。
ただ、ポンプが初期不良でぶっ壊れているという事はあんまり無いので、ぶっつけでやってもいいかもしれません。
また、メーカーにもよりますがラジエーターは軽く水か精製水で洗った方が良いです。
最低でも激しく振ってみてラジ内部から音がしないかどうかは確認必須です。
カチカチ金属音がする場合、金属片のゴミがほぼ確実に混入しているので音が完全に無くなるまで必死で洗い流しましょう。
個人的にはラジエーター専門メーカー?なのかどうかはわかりませんが、HardwareLabs(BlackIce NEMESIS作ってる所)のラジエーターはゴミが混入していた事が過去一度も無く、成形精度、塗装品質、品質管理が非常に良いのでお勧めです。
ここのラジなら振って音がしなければ、そのまま使っても問題ないかもしれません。

仮組開始

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グリスペースト <

ちゃっちゃと取り外し、ちゃっちゃと水冷パーツを取り付けていきます。
ちなみに、僕は自作PC始めて長らくCPUやGPUのグリスは、必殺「頂点うん○こ盛り」派だったんですが、ここ一年ぐらいからベタ塗り派に移行しました。
というのも、1回CPU水枕外した時、全然グリスが広がっていない事があったのがきっかけなんですが、多分これはグリスの粘度によるんだと思います。
グリスはとりあえず全体に塗布されて、空気層が出来ないよう隙間を埋めてくれれば良いだけなので、最悪グリスの無い個所が出来上がらないようにするには、やっぱりベタ塗りの方が安定している。
という判断によるものですが、ぶっちゃけどっちでも大した違いは無いと思います(え
プラシーボ的なもんです。

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good job Bits! <

CPU水枕取り付け完了。
この水枕が噂の$46ぐらいのBitsのリーズナブルRGB水枕。
何て言うかこれは水枕っていうか「ちょっとしたフィンのついた水路」って感じ。
この大雑把な感じ、僕はBitsのこんな所が大好きです。
「は?ジェットプレート?意味ねーんだよそんなもん、流量落ちるし、シンプルでいいんだよシンプルで」
みたいな。
その代わりというか、金属プレートはデカくて重いので、その分こっちのが部材費かかってそうではあります。
また、構造がシンプルで部品点数が少ないBitsの水枕は非常に壊れにくく、トラブルが起こりにくいです。

この水枕系が設置されると途端にカスタムっぽくなります。

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水冷っぽい <

ちゃっちゃとポンプとラジエーターを設置。
色々方法はありますが、僕はこの段階でケーブル類やSSD、LEDテープ、ファンケーブルの接続、ある程度のケーブル整理(ケーブルマネージメント)等を全部やってしまいます。
最後に水路を想定したフィッテングを取り付け残すは水路のみ、という所で仮組み完了。
ここで時計は・・・
PM 13:00
2時間経過。

水路作成

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広めの机があると楽 <

ハードチューブであれ、ソフトチューブであれ、ここまでの作業は同じです。
僕は今回、ハードチューブが余っていて、特に加工にも抵抗は無いのでハードチューブ水路(PETG)にしています。
この辺は好みの問題です。
ハードチューブは作るのは大変ですが、作ってしまえば水路の取り付けは楽です。
ソフトチューブは作るのはカットするだけですが、チューブをフィッティングに差し込むのが結構大変です。
ちなみに、どちらも構造的にはとてもセキュアであり、フィッティングから水が漏れるという事はまず無いです。

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ハードチューブ加工に必要なものは色々ありますが、中でも大変重宝しているのがこれ。
100均で買ったメジャー。
フニャフニャのじゃなくて、金属みたいな素材のメジャー。
これをパーツにあてがって長さが足りるかどうか確認したり、実際の加工をイメージしたりと大活躍。

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第一水路作成中。
ハードチューブはしくじっても元に戻して曲げ直せるので、慣れれば別にそんなでも無いです。
定規とか目測とかでしっかり水性マジックでマーキングして上手い事やれば、やってやれない水路は無いです。
PETGはチューブカッターでカットできますが、それだと3㎜以下のカットは難しいので、一応ハードチューブ用のノコギリがあった方がより良いです。
それにしても・・・

「めんどくせえな・・・」

ってちょっと思いました(え

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上出来上出来 <

めでたく水路完成。
OUT側の水路が結構大変だったかなという印象。
時刻は「PM 15:40」。
ほぼ戦いは終了。

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ちょっと感動する瞬間 <

水路が出来上がったら一応は精製水とかで何時間とかリークチェックするのがセオリーですが・・・
僕は4回目ぐらいの構成変更からリークチェックはやらなくなりました、何故なら、漏れるわけがないし面倒なので。
実際、2、3年で10回以上組み直して水漏れした事は一度も無いです、っていうか、しっかり作ったらこんなん漏れるわけがないです。
カスタム水冷のパーツって、それぐらい過剰にセキュアな構造をしているので、慣れたらリークチェックは要らんと思います。
クーラント入れてケース倒してエア抜きしてると大体20~30分かかるので、それが僕のリークチェック。
それが終わって、ちょっと一息ついてドリンク飲みながらPC眺めたら完成。

今回のクーラントは「Mayhems XT-1 Nuke Coolant Concentrate – UV Purple – 100ml」というもの。
イメージ通りの青寄りの薄めのパープルで大変GOOD!素晴らしい!$5だし!!
ぶっちゃけクーラントって本来そのぐらいの価格のもんだと思うし!

「やっぱりカスタムのこの見た目が好きだなぁ」
とか思いながらドリンクを飲み終え・・・
時刻は「PM 4:10」
一からやって大体5時間。
ソフトチューブなら多分3~3時間半ぐらいのはず。
グラボもやるなら水枕の取り付けが結構大変なのでプラス3~4時間。
AIOなら多分付け替えるだけなので1時間かからんぐらい。
なるほどなるほど、これは確かにAIOが強い。

完成

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ポンプはDDC3.1ですが、CPUのみならこのぐらいのポンプで充分というかジャストです。
静音性はおそらくDDC3.2より高く、軽い水路ならDDC3.1のほうが良いです。
また、Bitsのこの花形のフィッティングは非常にクオリティが高くお勧め、ただ結構物理的な面積を取るのでその点は注意が必要ではあります。
このCPU水枕から真横に2本、水平に走る水路は実はずっとやってみたかったので今回採用してみました。
90°アングルフィッティングはMonsoonというメーカーのもので、相当な種類のユニークなフィッティングを出しているメーカーです。
見た目的にインパクトのあるものが多いので、遠い未来に使ってみようかなとか思っています。

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えっちらおっちら遅い朝食を終え、ノロノロ始めて夕方には終わったので、こんなぐらいならOKかなという実感が得られた今回のクーラー交換。
特にソフトチューブならそんなに手間でも無いし、全然敷居は高く無いです。
でも言うてクーラント入れて水流す、抜くという辺りはやっぱり面倒な所、面倒というか慣れの問題かも。
何しろAIOの恐るべき時間効率が強過ぎて、これはカスタム流行らんわという感じ。
僕的には半日ぐらいで終わるなら、まあいいや、と。
カスタム水冷の実際はこんな所、本当に静かだし、見た目の満足度は高いので挑戦する価値はあるかもしれません。

LCS Tips 01

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