DARK SOULS III

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夏はまったりOCTOPATH TRAVELERをプレイしようと思っていて、OCTOPATH発売までの間、気合の入ったアクションを一つプレイしようではないかという事で、丁度Steamで破格になっていた「DARK SOULS 3 (The Fire Fades Edition)」をプレイしてみました。
さて、多くの模倣作を生み出した高難易度アクションゲーム「DARK SOULS」の完結編「DARK SOULS 3」とはいかなるゲームなのかを紐解いてみようと思います。

Steam / PS4 / Xbox One

DARK SOULS III

ストーリー と 背景

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プロローグ B <

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プロローグ C <

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プロローグ D <

灯り続ける火によって安定し、火によって継続されて行く世界。
その火に陰りが見える時、かつての火継ぎの王(薪の王)達が蘇り、それを刈り取る灰の不死人が召喚される。
プレイヤーは灰の不死人の一人となり、薪の王討伐への戦いと赴く。
多分話はこんな感じ。
正直ストーリーは常に薄っすらと「示唆」されるだけなので伝わってくるのは雰囲気だけ、あまりに説明不足でありながら非常に宗教的で複雑なストーリーを初見で理解するのはまず不可能。
とても独特でセンスのある世界観がしっかりと構築されているにもかかわらず、それらが言葉で伝えられる事は皆無。
調べてみれば・・・とても興味深く、深い内容をもったストーリーと背景ではあるものの、残念ながら作った人間が理解している半分もプレイヤーには伝わっていない。
ただ、雰囲気の余波だけで多くの人を魅了しているのも事実であり、謎は謎として残り続け、それはそれである意味「有り」と言えるのかもしれない。
色々推察は出来るものの、決して答えの無い幻影のようなストーリーと背景、それがDARK SOULS 3の特徴の一つ。

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DARK SOULS III

難易度について

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DARK SOULS 3はとても難しいエリアクリア型アクションRPG。
プレイした実感としては、DARK SOULS 3の難易度というのは全体的にはそこまで凶悪ではない。
適度な休息ポイント、協力NPCの配置等、必ず救済措置が施されており、頑張れば詰む事が無いように設計されている。
しかし・・・
特に序盤は異常に難しく、このシリーズに慣れている人で無ければ手も足も出ない状態。
加えて何の説明も無い。
完全に新参者をシャットアウトする構造になっている。

この序盤の新規プレイヤーを全く考慮していない、攻略サイト無しには基本的システムすら理解できない、完全にぶっ壊れた難易度とプレイヤーへのフォロー体制については、このゲームの致命的でどうにもならないマイナス要因。
これがDARK SOULSだと言われても、ここはどうにも擁護できない部分。

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アクション

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バトルシーン <

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法王サリヴァーン戦 <

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バトルシーン <

「DARK SOULS 3」のアクションは良く言われる通り、かなりモッサリ。
とにかく最初は動きがどうしようもなくトロく感じてしょうがない。
また、一つ一つの攻撃モーションには明らかで明確な「隙」が存在しボタンを連打しているだけではあっさり死ぬ。
どんな雑魚敵であってもモーションの隙という点に於いてはプレイヤーとさして差異が無い為、その辺の雑魚にボコボコにされる事もしばしば。
お手軽コンボのようなものは一切存在せず、その代わり重厚で長所と短所がはっきりした重たいアクションで終始まとめられている。
一般的なアクションに比べると動作がトロいかわりに、写実的というかリアルで重たいバトルを繰り広げる事が可能。
また、武器の種類によって立ち回りを大きく変える事が出来、敵を重たい武器で吹っ飛ばしたり、刺して出血を狙ったり、盾を弾いて致命攻撃を狙ったり、パリィしたりと、出来る事が多様。

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必殺 パリィ <

操作系統

操作は若干複雑。
LRのトリガーボタンまでがっつり使うので、思い通りに操作できるようになるまで時間がかかるか、若しくは思い通りに操作するのは最後まで難しい場合もあるかもしれない。
ただ多くを望まないのなら基本、ローリングして攻撃できれば十分であり、そういった形で楽しめる武器もある為、武器の多様性で操作の複雑さはカバーされているとも言える。

DARK SOULS 3では何と言ってもボス戦の出来が秀逸。
殆どのボスが一般的なアクションに於けるラスボス以上の盛り上がりと手強さであり、撃破した時の感激たるや他のゲームでは味わえないレベル。

半面、道中の雑魚戦に全く爽快感が無く、敵の配置の狂ったいやらしさも加わり、ひたすら地味でストレスが溜まる。
また、アイテムを取ってしまったら殆ど雑魚と戦う意味が無く、存在している意味すら薄い道中は何と言うかとても微妙。
作り手側もそういった意見がある事を理解しているのかどうなのか、後半に行くにしたがって道中という過程そのものが殆ど無くなって行く。
とは言え、何は無くともこのゲームに於いて重要なのはボス戦の出来であり、その点については文句の付けようがない。
このゲームを唯一無二の一つのジャンルとして確立してしまったほどの魅力、それがDARK SOULS 3のボス戦にはある。

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システム面

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ステータス画面 B <

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ステータス画面 B <

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ステータス画面 C <

DARK SOUL 3はもちろんアクションゲームではあるものの、実はとてもシステマチックな数値的な面白さを追うRPGでもある。
動画なんかをクリア後に見るたびに「へーこんなんでも強いんだ」という発見が尽きない程、装備の自由度はずば抜けて高く、作り込まれている。

この数値的、システマチックな面白さが合うかどうかはDARK SOUL 3を楽しむ上でかなり重要なので、その辺の適性はよく考えた方が良いかもしれない。
逆に、こういった面に強い人なら、別にアクションが得意でなくても数値的な優劣で戦闘を圧倒的に有利に持って行く事も可能で、そういった意味で挑戦してみるのも有りかもしれない。

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稀なゲーム

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巨人ヨーム戦 <

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火防女 <

DARK SOUL 3と言えば、いわゆる所のAAA級スタジオ系ビッグタイトルと名を連ねる程の高評価なゲームとなっているが、その実、中身はとてもクラシカルでニッチな内容。
グラフィックこそ派手に今風になってはいるものの、根幹にあるゲーム性はビジュアル重視のゲームとは程遠い、硬派で厳格で頑固なもの。
難は多い、非常に。
序盤で投げると史上最強のクソゲーで終わる危険もある。
しかし、ソウル稼ぎであれ死にまくる事であれ、重ねた努力がしっかりと身を結んでゲームに花を咲かせる感覚はとても秀逸。
そういったプレイヤーの努力に答えられる堅実で緻密な基盤がゲームにしっかりと存在しており、どこまで行っても飽きの来ない奥の深い面白いゲームとして成り立っている。

今回3作目でDARK SOULシリーズには終止符がうたれ、開発元は既に次回作に全力投球中の模様。
今後SEKIROのプロモーションもかねてDARK SOULシリーズは手頃な価格で販売される機会が増えるだろうし、アクションに自信があればこそ、挑戦して奮闘してみる価値は十分にあるゲーム。

[ 88 ] グラフィック
[ 86 ] 音楽
[ 90 ] ストーリー性
[ 104 ] システム面
[ 77 ] 操作性
[ 91 ] 難易度バランス
[ 100 ] ボリューム
[ 95 ] カリスマ
[ 97 ] 熱中度
お勧め度 [ 92 / 100 ] Point

DARK SOULS III [ Analysis ]

DARK SOULS III

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