DEAD SELL (Early access)
不意にアーリーアクセスリリースされた「DEAD CELLS」をプレイしてみました。
アーリーなので完成度は多分50%ぐらいなのかなと思いますが、基本的な部分はかなり出来上がっており、この調子で完成したらという見通しの元でレビューしてみようと思います。
日本語には現状対応していませんが、アイテムの効果程度が読めれば充分プレイは可能かと思われます。
悪魔城+ダークソウル+ローグ
ローグと月下の夜想曲とダクソを足して割ったようなゲーム。
アクションはシンプルにして軽快、慣れてくるとステージを疾走するようにスピード感溢れるゲーム展開を楽しむことが可能です。
操作性もすこぶる良く、打てば響くといった感じでキビキビとプレイヤーキャラクターが動きます。
基本アクションは、メイン武器、サブ武器、ジャンプ(2段まで可)、ロール(回避)、アイテムA、アイテムB、といった所。
ロールは連続使用できるものの、使用直後に硬直が一秒ほどある為、使いどころは見極める必要が有り。
まあとにかく良く出来たアクションで、こんなに良い動きをするアクションゲームにはそうそう出会えるもんでもないです。
この辺はもう殆ど「完成されている」といったレベルの出来栄えです。
ゲーム内容の肝はローグ、死んだらお終いで全アイテムを失って最初から。
道中キャラクターがアンロックした要素については引き継がれ、次のドロップテーブルに活かされていきます。
ステージ構成はある程度ローグ、幾つかのパターンを持ったステージがランダムに選ばれる感じ。
難易度は全体的に非常に高め、元々ローグっていうものがそういうものなので、大体それに習った、しかし絶妙な難易度調整でとても好印象。
ちょっと変わっているのが回復ポーションが飲める事で、この辺がちょっとダクソっぽい。
色んなゲームを掛け合わせて、それでいてとても上手くまとまっているし、何よりプレイフィールがとても良好。
アーリーでこれなのだから、最終的にはかなり期待できるゲームであると思われる。
未来観測的まとめ
様々なゲームを混ぜて割った「ありそうで無かったローグ系アクション」として非常に良く出来ている。
現状2ステージしかないので何とも言えないものの、このままの感じで最後まで完走するならば、アクションゲームとしてはかなりの完成度を持ったゲームになると思われる。
ただストーリーというか舞台背景というか、その辺りの下地がほとんどスッカスカなので、この辺を充実させてロマンをもう少し追い求めて欲しいとは思う。
・・・
という感じで「2018/9/20」にレビュー文をシンプルに焼き直したんですが、今現在このゲームはコンシューマにも正式リリースされ、内容もかなりのパワーアップを遂げている様子。
まあちょっと機会があったらもう一回プレイしてみたいなと思っています。