Forager

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Forager□
Open-world Adventure Game┤
Nintendo Switch/PS4/Steam/PC┤
2050JP_yen┤
2019/4/19_Rerease┘

ファーストインプレッション

かるーいゲームがやりたいと思ったので「Xbox GamePass For PC」から本作をチョイスしてプレイ中。「Forager」はゼルダの伝説や「Stardew Valley」「Terraria」何かに影響を受けたゲームらしく、内容はまさしく3つのゲームを足して割ったような内容になっている。導入イベントやストーリー等は全く存在しなくてタイトル画面からスタートするといきなりゲームは始まる。その後も特に何の指示も導線も無く、プレイヤーは何となくその辺の石を叩いたり木を伐採したりして何故か理由もわからずおもむろに素材をゲットし出す事になる。そんな風にして素材集めに勤しんでいると腹が減ってきて拾ったブルーベリーを貪る事になる。すると唯一の食べ物である「ブルーベリー」が渇水し始め、このままでは食糧不足でプレイヤーがヤバい事になると気付き始める。色々今現在の素材から作れそうなものをチェックする内に「ブルーベリー」と「木材」で魚をゲットするアイテムが作れるらしい事に気付く。そんな風にしてプレイヤーは知恵を絞って生き残り、このゲームを回転させて楽しむ方法を試行錯誤してゆく事になる。

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画面は見下ろし型、シンプルでかわいらしいグラフィックが好印象。基本的なプレイフィールは見下ろし視点になったライトなテラリアという感じが強め。もっととてつもなくラフなゲームかと思っていたものの、意外とクラフト関係の作りは本格的で農耕に勤しんだり珍しい素材やアイテムが結構豊富に存在する様子。基本的には色々新しい物を作ろうとする事が原動力となり、自然とゲームが進展するようになっている。

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プレイヤーにはレベルの概念もあって、レベルが上がるとスキルポイントを獲得しそれを割り振ってプレイ内容をグレードアップして行く事が出来る。なるほど、思った以上に本格的で見た目よりもずっと奥行きのある内容。スキルは何らかの新しいクラフト施設がアンロックされたり、またはプレイヤーをパワーアップさせるものであったりもする。取得順序にルールは無いが一応隣り合ったスキルから次々取得してゆく事になる。

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最初は小さな島から始まり、新たな素材を求めてプレイヤーは次々周辺の島を「購入」し新天地にて新たな冒険を進めることになる。土地を広げて行く辺りから徐々にゼルダっぽい感じが出始めてきてワクワク感が倍増し始める。

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思ったよりしっかりした内容で結構頑張らないといけないかなという感じはする。基本僕はテラリアとかStardew Valleyは苦手な部類のジャンルではあるものの、これはゼルダっぽい感じもありポップでシンプルなのですんなり楽しめる。絵的にファミコン時代を思い出すようで懐かしい感じも個人的にはポイントが高い。あとは「小さな庭」を管理している雰囲気も良いなと思う。まあ現状はそんな所、今の所でちょっと気になったのは「保管庫」を作るまでは導線があった方が良いだろうなと思った。保管庫が無いと貴重な素材を捨てないと持ち物がどうにもならない事態になってしまうので(僕みたいに・・・)。

中盤のダンジョンとか

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ゲームが進んでくるとプレイヤーの素材収集効率がどんどん上昇し、画面上のオブジェクトを壊しまくりポロポロ無限に素材を集めることが”意味無く”楽しくてしょうがなくなってくる。気が付くと長時間アホみたいにツルハシを振り回し続け寝不足になったりするのがたまにキズ。また、基本的に敵が弱く難易度が低すぎる為、領地を防御する為のクラフトアイテムの存在意義が殆ど無いというバランスの悪さも露呈してくる時期でもある。適当に壁と扉を配置するだけで十分でそれ以上の必要性が無いという事実。ただシビアにプレイする系統のゲームでは無いのでこれはこれで逆に良いのかも。

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新しい土地には必ず何らかの新しい小イベントやちょっとした謎解き、時にはミニマムなダンジョンなどがあり、それぞれ少しづつ楽しい。この感じはかなり「ゼルダの伝説 夢を見る島」に近い。大体は少し考えれば解けるような内容だけど僕は「なぞなぞ」がさっぱり分からなかったのでサクッとググりました。基本ノーヒントなので詰まったら調べた方が良いです。

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さて、銀行を乱立させ発電所を被せたあたりからコインインフレが勃発。全ての島の購入費用を捻出するのにそうそう時間はかからないと思われ、そろそろゲームは佳境に入った様子。それにしても「Forager」の溢れ出るファミコン感は本当にとても懐かしい。

エンドコンテンツと総評

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全ての島を購入したとしてもエンディングどころかゲームには何の変化も無く、本作の最終的な目標は「ヴォイドダンジョン」の攻略へと自然とシフト。このダンジョンの異常な猛攻を戦い抜く為に、プレイヤーは解放した全ての島を素材生成装置として駆使して自キャラ強化に精進する事に。最終的に殆どの素材は半オートで回収され、雨あられの如く流星を降らせ「星のかけら」を回収したり、自キャラが見えないぐらいの数のドローンに囲まれ、もはや何のゲームだったかわからないような状態へと進化。あの小さなたった1つの島から始まった冒険がまさかこんな事になるなんて・・・。

ヴォイドダンジョンは35階以降ぐらいからは殆ど何も変化が無くなるらしく、僕は一応42階まで到達したのでこの辺で良いかなという感じ。振り返ってみるに、全ての島購入後もエンドコンテンツで結構長く遊べたので思った以上に楽しめたと思う。島購入段階まではゼルダっぽく、エンドコンテンツでクラフトの重要性が増して何故かテラリアっぽくなってくる。全体的にはポップにカジュアルに最後まで熱中して楽しめるのは今作の何よりの良い点。ただ、ストーリーや世界観、雰囲気といった側面は非常に弱く、同様にビジュアル的にもあまりに簡素、音楽も普通なのでドラマチックに何かに感動するとかプレイしていて何かに思いを馳せるといった場面は全く無い。もの凄く古いタイプの、言ってみれば初期ファミコン時代の名作を現代に再現してみたという事になるんじゃないかと僕は思う。

良いか悪いかは別として、そういった意味ではとても良く出来ていて、そういったゲームを求めるならば非常に面白い。手の届く範囲の適度な極み要素も秀逸で思った以上に長く楽しめるのも良い点。レトロな良ゲーとして名作だと思う。

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Forager  [ 78 point ]

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