NOT A HERO
お勧め過去形ゲーム紹介第7回。
今回は「NOT A HERO」を軽くレビューしようと思います。
このゲームはそんなに力を入れて云々というタイトルでも無いです。
気軽にサラッと楽しむのに向いているゲームだと思います。
こんな感じ
NOT A HEROは現代版エレベーターアクションのようなゲーム。
基本的にビルのような階層のある2Dマップ内を、撃って避けて駆け抜けてミッションを達成する、ただそれだけのゲーム。
各ステージには「クリア最低条件」に加えて、クリアとは無関係に更にテクニカルな条件があり、極めたい人はその辺を回収する事も可能。
テンポとスピード感溢れる展開で、慣れると爽快にステージを走り周れる。
正直プレイしたのが昔だったので良く覚えていないものの・・・
敵の攻撃の避け方が独特で、ステージ上で身を隠せるポイントが決まっていて、そこまでダッシュして隠れて弾丸の雨をやり過ごし、サッと姿を現しバンバン打つ、そしてまたサッとダッシュして隠れて以下繰り返し、みたいな。
何かの映画のワンシーンのような熱いやり取りが、そこら中で展開される。
接近攻撃なんかもある為、華麗に物陰から物陰へ隠れつつスライディング移動し、敵をすっころばせて接近戦で仕留める、そんなスタイリッシュな戦い方も出来たりする。
ゲームの雰囲気はクレイジーで残虐でいてどこかパロディ、しかしローカライズされていないのに加えてメッセージが自動的に流れてしまう為ぶっちゃけ内容が良くわからない。
内容が内容だけにコンシューマへの移植は難しい可能性が有り、今後もローカライズは期待できそうにない。
ただ、バカゲーっぽい雰囲気は伝わってくるので、その辺は楽しめる。
操作できるキャラクターは全部で9人ぐらいで、どのキャラも個性的でクレイジー。
NOT A HEROのゲームの作りというのは、基本的に一昔古いタイプの内容でレトロなアーケードゲームに近い。
繰り返しプレイする事が苦にならない、むしろ、死にまくって少しづつ上達して行く事がとても楽しく、よくよく考えると、昔のファミコンのゲームに結構多かったタイプの内容であるとも言える。
作りはレトロであれ、しかし、豊富なキャラクターやアクションは今風にアレンジされており、全体のポテンシャルは明らかにレトロ時代のゲームよりも高い。
パワーアップしたクレイジーなエレベーターアクション、究極のスルメゲー、それが「NOT A HERO」。
価格もリーズナブルなので、とりあえず買っておいてちょっとインストールしておいて、少し息抜きにプレイしたり、何となくながらプレイしたり。
そんなPCのお供として、NOT A HEROは良いゲーム。