Skip to content

大神 絶景版 Review

Last updated on 2019年11月30日

大神 絶景版

llc20181126a.jpg

2006年4月8日という遡ること10年以上前にカプコンから発売されたタイトル。
その後様々なプラットフォームに移植され、最近HD対応され絶景版として復活。
僕は初代PSぐらいでゲーム界から脱落していたので、最近までその存在を知らなかったタイトルだったりします。
夏ぐらいにはプレイしようと思っていたものの何だか色々あってやっと近頃プレイしてみました。

llc20181126c.jpg

プロローグ 大蛇 <

llc20181126c.jpg

プロローグ 白い狼 <

llc20181126c.jpg

大神 Okami <

llc20181126c.jpg

サクヤ <

llc20181126c.jpg

咲之花神 <

llc20181126c.jpg

花咲 <

llc20181126c.jpg

Okami HD

llc20181126c.jpg

ミカン爺 <

llc20181126c.jpg

女郎蜘蛛 <

llc20181126c.jpg

二人と一匹 <

llc20181126c.jpg

風神 <

llc20181126c.jpg

赤カブト <

llc20181126c.jpg

Okami HD

llc20181126c.jpg

ヤマタノオロチ <

llc20181126c.jpg

スサノオ <

llc20181126c.jpg

卓越した描き方と展開

”「神木村」という小さな村と「ヤマタノオロチ」にまつわる古く不吉な歴史
100年前、一人の剣士と不思議な白い狼によって、忌まわしい風習に終止符が打たれる
そして100年後、再び不穏な風が神木村を打ち据える”

そんな感じで物語は始まります。
全編日本画を基調としたグラフィックでまとめられており、これが鮮やかにして豪快にして美麗。
古いゲームだけに細かな描きこみには欠けるものの、卓越したセンスが随所に感じられ今にして十分に通用するグラフィックにただただ感心。
また、人物描写も分かり易くしっかりとしており、一人一人の個性がしっかりと立っています。
軽く序盤をプレイした際の印象は「ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド」に良く似ていて「もしやこれがゼルダの原型か?」と思わせる節が随所にあります。
ある程度ミニマムなスケール感で物語と人物を際立たせる見せ方はまさしくブレワイそのもの。
しかし、先にリリースされたのはこちらなので、もしかするとブレワイはこのゲームを参考にした可能性があるかもしれないと思ったり思わなかったり。

プロローグ~序盤

スピード感溢れる展開と丁寧なチュートリアル、次々とゲームのルールを覚えながら突き進むプロローグ~序盤の面白さはブレワイに匹敵。
そしてありとあらゆる要素や演出がユニークにして華やか、そしてとても日本的。
元々の日本の宗教というものがあるとするなら、それは恐らく神道であり、こういったタイトルをプレイすると日本人として妙な親和感を感じたりするのは不思議な話。
どこか懐かしく、温かく、しかし端々に厳しさを感じるような、その絶妙な世界観と展開は正に一級品。
テンション高く、濃度の濃いテンションを保ち続けながら序盤は突っ切ります。

ここまでプレイしての個人的な感想は・・・
まさに圧巻、10年も前にこんなとんでもないタイトルが発売されていたなんて驚かざるを得ない。
後はアマテラスの動作がいちいち可愛い、昔犬を飼っていた身としては感動を禁じ得ない。

Okami HD

大体こんなゲーム

llc20181127ac.jpg

フィールド画面 <

llc20181127ac.jpg

エリアマップ <

llc20181127ac.jpg

バトル <

llc20181127ac.jpg

ミニゲーム <

大神は少しミニマムなエリアを自由に走り回れるオープンワールド系のゲーム。
マップ上には様々な隠し要素や嬉しい仕掛けが至る所に用意されていて、走り回っているだけで色々と発見があって飽きのない作りになっています。
マップは無駄にデカいという事が無く、必要なだけの広さであり、とても探索しやすく走りつかれるという事がありません。
また、プレイヤー「アマテラス」のダッシュアクションは軽快でスピード感に溢れ、ただ走り回っているだけでも楽しいです。

戦闘はマップ上を浮遊する「お札」に接触すると発生するシンボルエンカウント方式。
加えてレベル制ではない大神にとって戦闘はそれほど頻度が高くはなく、面倒であれば殆ど敵を回避してしまう事も可能です。

大神ではゲームを進めてゆく上で多種多様な「ミニゲーム」が発生します。
その頻度とミニゲームの種類があまりに多いため正直ルールを覚えたりするのが面倒くさくなったりもします。
まあしかし・・・
これはこれでゲームを飽きさせない手法として上手く機能していると思います。

ゲームを攻略するうえで登場するダンジョンはパズルゲームのようなギミックに凝ったもので、かなり頭を使います。
このパズル的な要素というのは大神全編を通して貫かれており、常に常に様々なアイディアを駆使しながら難所を突破してゆくことになります。
この辺もゼルダの祠システムに似通ったものがあり、やっぱり大神はブレワイの原型だったんじゃないかと勘繰らずにはいられない所です。

llc20181127ac.jpg

Okami HD

システム関連

llc20181127ac.jpg

ステータス画面 <

llc20181127ac.jpg

パワーアップ画面 <

大神のシステム系統は非常にシンプル。
プレイヤー「アマテラス」の装備は武器二つ(表と裏)とアクセサリー三種。
そんなに種類は多くなく、要所要所で手に入る程度。
また、プレイ中に手に入る「幸」を消費することで、体力やMP(的なもの)、胃袋(残機数みたいなもの)、所持金最大上限等を強化できる。
あとは、マップに点在する道場から新しい技を取得したりも出来る。
とてもあっさりした作りで、そんなに覚えられる技も多くない。
ただ武器は表に装備するか裏に装備するかで効果が変わるので、その辺は楽しめる余地がある。
プレイヤー周りの作りはシンプルであるものの、大神ではマップ探索面でユニークで楽しいシステムが多いのでそんなに気にはならない。
ただ、もう一ひねりぐらいあるともちろん良かった面ではあるけど・・・
古いゲームではあるししょうがないかなと思う面もある。

Okami HD

バトル関連

llc20181127ac.jpg

女郎蜘蛛戦 <

llc20181127ac.jpg

筆しらべ <

先の通り、大神に於いてバトルは頻度がそんなに高くはなかったりする。
また、雑魚戦についてはテンポとスピード感はあるものの、全体的にとても簡単であり全く歯ごたえは無い。
しかし、アマテラスのアクションとモーションに雰囲気があり華麗であり、音楽と効果音も優れている為、操作しているだけで飽きることは無く、もの凄く簡単だけどバトルは楽しい。
ボス戦についてはこれもまた難易度はそんなに高くはないものの、とても頭を使う。
仕掛けに勘付く事が出来ない場合、おそらく倒す事ができない。
どちらかと言えばバトル半分、ギミック半分の展開となる。
ボスの弱点を見抜き、「筆しらべ」を駆使しながら徐々に追い詰めて行く展開はとても盛り上がる。

ガチガチのアクションとは違うものの、これもまた頭脳戦アクションとして完成度は高い。
多分アクションに慣れた人なら最初から最後まで一度も死ぬ事がないと思われるものの、それでも誰もが楽しめるアクションとして成立している。
「実はアクションの楽しさと難易度は無関係である」
という衝撃の事実を再発見してしまうタイトルと言える。

llc20181127ac.jpg

WAOOOON!!

大神 まとめ

llc20181128c.jpg

竜神とツヅラオ <

llc20181128c.jpg

カグヤ <

llc20181128c.jpg

イッスン(倍率最大) <

llc20181128c.jpg

ヒミコ <

llc20181128c.jpg

OKAMI HD

llc20181128c.jpg

決意 <

llc20181128c.jpg

撃神・迅雷 <

llc20181128c.jpg

キュウビ <

llc20181128c.jpg

OKAMI HD

llc20181128c.jpg

雪原にて <

llc20181128c.jpg

再び・・・ <

llc20181128c.jpg

衝天七生 <

llc20181128c.jpg

いにしえの・・・ <

llc20181128c.jpg

古きカラクリ <

llc20181128c.jpg

玄冬の蝕 <

llc20181128c.jpg

不信の時代 <

中盤まではブレワイと互角レベルの怒涛の勢いと完成度を誇るものの、中盤~終盤に向けて新要素が出尽くした辺りで多少展開がダレてくる印象があります。
様々なミニゲームやユニークなマップ上のアトラクション、適度な難易度のパズル要素でゲームを牽引する一方、メインのバトルシーンやアクションの練り込みが甘く、その辺が後半の停滞感を生んでしまっているような気はします。
まあしかし・・・
ストーリーも音楽もとても10年前のゲームとは思えない程完成度が高く、正に「忘れかけていた何かを思い出させてくる」感動の内容は素晴らし過ぎるの一言。
また・・・
とにかくエンディングが凄い、恐らく僕がこれまでプレイしたゲームの中でもピカ一。
最後の最後まで全力で作り抜くその姿勢にクリエーター魂を感じます。

大神はゲームゲームした典型的なゲームというよりは、体験性の高い高度な絵巻物を読むような、そんなゲームです。
明らかにシステム的なやり込みを追求するゲームでは無く、そういった要素は弱いですが、一通り通してプレイする上での物語への吸引力と熱中度は相当高いです。

あまりにもユニークな内容でありながら初作にして完成されてしまっているという何とも稀な、正にクリティカルヒットなタイトル。
後世に残されるべき内容であり、機会があるなら是非ともプレイすべきゲームだと言えます。

[ 88 ] グラフィック
[ 97 ] 音楽
[ 103 ] ストーリー性
[ 80 ] システム面
[ 82 ] 操作性
[ 78 ] 難易度バランス
[ 87 ] ボリューム
[ 100 ] オリジナル & ユニーク
[ 92 ] 熱中度
お勧め度 [ 91 / 100 ] Point

大神 絶景版 [ Analysis ]

llc20181128c.jpg

Okami HD
Published inALL GAMESO

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA