パンツァードラグーン オルタ

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Xbox Oneを購入したので懐かしのパンツァードラグーンをプレイしてみました。
Xbox Oneの後方互換タイトルにはプレイしたいタイトルが結構あるので、その辺りをちょこちょこ新作合間にプレイしていく予定。
まずは何と言ってもパンツァードラグーン、初作、2作目ツヴァイ、3作目RPG、そしてオルタと全シリーズの大ファンであった管理人にとっては至極当然の選択です。
このタイトル(初代)はセガ(SS)とソニー(PS)がガチで殴り合っていた頃に出現したセガ屈指の名作シューティングであり、その出来の良さからセガ陣営の強力な戦力でもあったタイトルだったりします。

PANZER DRAGOON – ORTA –

シネマティックシューティング

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パンツァードラグーンっていうのは要はドラゴンに乗って戦う3D視点のシューティングゲームです。
美麗なグラフィックとドラゴンと共に空を漂う浮遊感が非常に優秀なのが特徴です。
また、中々奥深いストーリーとナウシカ感漂う世界観を持っており、この辺りの出来も素晴らしく、全体としてはオーソドックスなシューティングゲームでありながら、そのスタンダードなスタイルを磨き上げたような、言ってみればνガンダム的な(意味不明)ストイックな輝きを放っていたのも大きな特徴の一つと言えます。

今作オルタに於いてもその特徴は見事に引き継がれており、選り抜きのレアレジェンドドラゴンがプレイヤーを健気に助ける姿には愛着が湧きます。
劣悪な境遇に置かれたプレイヤー(オルタ)とスーパーエリートドラゴンが力を合わせて絶望的な境遇に立ち向かって行く話はとても魅力的です。
とは言え、基本はシューティングなのでステージ合間にイベントやムービーが織り込まれるぐらいですが、何故かこれだけでとても魅力的なのです。
何と言うか雰囲気というか何なのか、忘れていた時代を思い出すような、やっぱりナウシカを観た後に感じる哀愁というかそんなものがオルタにも盛り込まれています。

流石にゲーム本編のみでは説明不足な部分も多いですが、オルタには「パンドラボックス」というオマケゲーム(初代パンツァードラグーンが丸々収録されています)&設定資料全集が存在し、この辺りを読み進めてみたりするとよりパンツァードラグーンの世界が理解できて良いかもしれません。

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PANZER DRAGOON – ORTA –

シューティング

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先の通り、パンツァードラグーン オルタの根幹部分はロックオンレーザーを連射する3D視点のシューティングになります。
プレイヤーは画面内をある程度の範囲で上下左右に移動できるんですが、ドラゴンが飛んで行くルートは基本決まっているので、その範囲内で敵の攻撃をかわしたり攻撃したりする事になります。
操作系統としては、攻撃ボタン押しっぱでロックオン攻撃、単押しでショット攻撃、ドラゴンの加速と減速、特定状況下でのLRトリガーによる敵の側面、背面への周りこみ、ドラゴンの形態変化、バーサクモード等があります。
ゲームの性質上、そんなに自由度は高くは無いので基本的には敵の出現位置と攻撃の回避方法を探る完全な「覚えゲー」になります。
じゃあ覚えてしまえばつまらないかというとそうでは無くて、攻撃モード時のレーザー連射、回避モード時のショットによる敵弾消去、敵への周り込み等、目まぐるしく変わる戦況の緩急とテンポが素晴らしく繰り返しプレイしても飽きがきません。
中でもレーザー発射時の爽快感が病みつきになる大きな理由の一つだと思います。
ステージ数は全10ステージ、ボリュームはそれ程無いですが、ハイスコアや全Sランクを目指したりとリピート性に優れるのでやり込み度は高いです。

色々盛り込んだ内容を爆発させるのではなくて、限られた可能性の中で如何に華麗に見事に立ち回るかを競うゲームとも言え、やっぱりこの辺りストイックな内容だと言えます。
このビジュアル的にはわかりにくい部分が優れているという事は、ある意味マーケティング的な側面からはあんまり意味が無いんですが、実際プレイする上では重要な部分です。
実は・・・こういった側面と言うのは昔のゲームの方が良く出来ていたという点について、オルタをプレイしていて再確認した部分があります。
特に素晴らしいのは難易度「ハード」なので、最終的には是非ハード難易度で挑戦して欲しいと管理人は思います。
ぶっちゃけノーマル以下だと被弾しまくってもクリアできてしまうし、難易度が緩すぎてドラゴンの形態変化、加速減速の意義が薄れています。
ハードだとこれらをしっかり状況に於いて使い分ける必要があるので、ここにこそパンツァードラグーン オルタの真の面白さがあると思った方が良いです。

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PANZER DRAGOON – ORTA –

システム

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ドラゴンには3つの形態があり、これらをプレイ中瞬時に切り替える事が可能です。
1つがロックオン数&バーサク重視、もう1つが火力重視(加速減速不可)、もう1つが機動力重視&オートショット、この3形態。
また、プレイ中に特定の敵や場所等から出現する遺伝基盤を取り込む事で各形態をパワーアップさせることが出来ます(LVアップすると見た目も変わる)。
最初は違いが大して無いように思えますが、先の通り、この形態変化が特に難易度ハードでは非常に重要、バッシバシ切り替えて行かないとステージクリアできません。
これがシンプルなシューティングに大きな変化を加えていてとても上手く機能しています。
ただ・・・難点としては遺伝基盤を取るタイミングで強化したい形態に変形していなければならない事。
乱戦時は殆ど形態変化している暇が無いのでステージ最後に割り振れる方が良かったかなとは思います。

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PANZER DRAGOON – ORTA –

レジェンド級

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括りとしては結構古いタイトルであり「レトロ」ゲームという枠に入るだろうし、そのゲーム性はやはりしっかりと古いです。
しかし・・・
最初は最近のタイトルとのゲーム性の違いに戸惑いますが、ハードをプレイするぐらい慣れてくる頃には、僕の場合は感覚が蘇る頃にはその面白さが決して最近のゲームに引けを取らない事に気付きます。
いやむしろそのタイトな難易度管理、ゲーム設計の緻密さに驚きすらすると思います、僕の場合再発見と言うか「そういえば昔のゲームはこんなんだった」みたいな。
特にこのオルタに関しては、リリース当初からの超先取り技術によりグラフィックも昨今レベルであり尚更とてもレトロ時代のゲームとは思えない出来。
追従できたゲームも似通ったタイトルも存在しないという唯一無二のドラゴンシューティングとして正にレジェンドなタイトルです。

とは言え、懐かしさ補正も無しにこのタイトルの為にXbox Oneを別途購入するというのはいささかハードルが高いのも事実です。
しかし、Xboxの後方互換対応タイトルというのは実は非常に魅力があります、というか僕も最近調べて知ったんですが、この試みは作り手にとってもプレイヤーにとっても重要だし双方にとって良い結果をもたらす正にWinWinな試みです。
おそらくはPS4の虚を付く為のXboxの策だったのかもしれませんが、この強みは是非今後もXboxには継続して行って欲しいです。
何しろ古くたって面白いゲームは沢山あるので。

とにかく今回はオルタの素晴らしさに大満足、やっぱりパンツァードラグーンはすげー、もとい凄かった。
現状、初代と2のリメイクが今後あるらしいですが、何か追加情報は全然無いのでどうなってるのかは不明。
ただこのゲーム性はおそらく今では厳しいというかおそらく利益に繋がらないので、パンツァードラグーンはオルタで最後なのかなとは思います。
過ぎ去って行くものはあれど、過ぎ去っても良いもんは良いという事で、箱One持っている人はプレイしてみても良いかもしれません。

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D C B A A+ S S+ S++ 
パンツァードラグーン オルタ[ Retro Rank S++ ]

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PANZER DRAGOON – ORTA –

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