Ray Tracing

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近々PCの構成変更を目論んでいる僕は最近、RTXグラボを購入してしまいました。
RTXと言えば発売直後に致命的な初期不良を連発し、自作勢を恐怖のどん底に陥れたことで有名だったので、購入後早速3DMarkのレイトレベンチを300円で購入しストレステストにかけてみました。
そして実は僕はちょっぴりレイトレに期待していたりもしたので、興味津々でデモ画面を眺めていたのであります。
果たしてレイトレとはNvidiaが調子に乗って繰り出したどうしようもないク〇の塊なのか?
或いは「レイトレ(笑)」なのか?
はたまた「恐怖のレイトレON(ハングアップ)」なのか?
ひょっとして3Dグラフィックスの未来なのか?
実際デモを見て思った事を書いてみようかと思います。

結構凄い

ファミコンからスーパーファミコンになった時、またはそこからプレイステーションが出現した時、後はPS3が出た時とか。
3Dグラフィックっていうのは大体そのぐらいの時に非常にわかり易く見た目がパワーアップしていったと思います。
今回見てみたレイトレデモにはそれ程のインパクトは無かったです。
が、しかし
陰影の描写に奥行きが生まれているのは確かで、これまでの3Dグラフィックと比べ空間表現が豊かです。
また、よく取り上げられる窓ガラスや鏡面への反射についてはどうだろう、確かにリアルなんだろうけど画面がうるさくなってしまう印象があります。
多分この鏡面への反射というのが一番視覚的にはわかり易くインパクトがあるので今は過剰に取り上げるし気にするかもしれませんが、この辺はちょっと加減した方が画面は見易くなるように思います。
おそらくは今までは疑似的に表現されていた影や光に関するエフェクト?が、実際に光をトレースする事によって正確に描写されているというのは見ていて何となくわかります。
レイトレON、OFFでどっちが綺麗かと言われれば間違いなくONの方が綺麗です。

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3DMark Port Royal

どっちにしても

結論からしてレイトレは基本3Dグラフィックスの未来なので、今後スタンダード化して行くと思います。
しばらくはPCゲーマーのコアなオプションとして、行く行くはCS機にも導入されるしか無いはずです。
どちらにしても3Dグラはそこを目指すしかないので。
実際デモを見てみて、ONとOFFがあるならば、そりゃ間違いなくレイトレONにするでしょうっていうぐらいの効果はあります、まあプレイするゲームにもよりますが。
そして、このリアルタイムレイトレという技術は上を求めれば天井知らずな超性能が必要な技術でもあり、一旦飽和したかに見えた3Dグラフィックのクオリティはここに来て新しいレベルの振り出しに戻ったとすら言えます。
個人的には、過剰にFPSを上げたり、見えもしない遠方の木の影のクオリティを上げたりするよりはよっぽど有意義なグラボの活用法だと思います。
何しろ実際見て「ああ綺麗だね」って思えるのは何よりな変化で納得できます。

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3DMark Port Royal

進化の道のりは長い

一応現状のRTXグラボでレイトレは使えますが、レイトレは今はまだ最低限みたいな性能だと思います。
この技術がCG並みのクオリティを手に入れるにはとりあえず今の何十倍ものレイトレ戦闘力がいるらしいです。
テクスチャクオリティや解像度の進化が飽和し出した現状、グラボはこの部分の進化で人々を驚かせて行く事になるんでしょう。
ただ、追いかけてもキリが無い技術でもあり、そこにどれだけ投資するかについてはよくよく考えた方が良いかもしれないです。
現状だとRTX2070Sとかその辺りがプライスパフォーマンス的には非常に高く、かつ不満の無い性能なので強引なSuperの波に乗ってみるのも有りかも。
今後出るグラフィックを武器とするゲームタイトル全てがレイトレに対応するというわけでも無いと思うんですが、そういったタイトルはそれでクオリティを上げることが出来るならば当然レイトレに対応しない理由が無いので、やっぱりゲームはいずれ当然の如くレイトレONの道を歩むだろうし、その時RTXはそれなりに働いてくれるでしょう。
CS機への導入がキーポイントなんだろうなとは思いますが・・・

現状はそんな感じ。
ON、OFFがあるなら間違いなくONにするだけのインパクトは有り、陰影の美しさは3Dグラにとってかなり重要、しかしまあ今は対応タイトル次第かなと。
僕はとりあえず「CONTROL」を楽しみにしているので、これがコケない事を願いたい。

歩み…2019.7.24

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